2015-02-16

御苗場vol.16表彰式後くらいに見つけた変な紙キレ。

御苗場vol.16横浜、今年は雪に降られることもなく会期が終了しました。
無事に終わった方もそうでなかった方も皆さんお疲れ様でした。
受賞された方々は本当におめでとうございます

非公式ブログとしては今年もとりあえず統計データ回収はなんとかできまして一安心です。
これから集計とまとめをすると思うと眠気が襲ってきます。4日間の疲労のせいでしょうか。

あと、今年は「ちょっと今年の壁なんかおかしくない?」という声をいろいろなところから耳にはさみまして。
というか、自分自身もそれを非常に感じましたので、 ちょっと検証サンプルを回収してきました

ここまでするのは、さすがに引かれそうですが(笑
これも追々、次の神戸までには記事化したいと思うところです。

で、 終わった余韻も冷めやらぬところに水差すようで恐縮なのですが、
うーん、、と思うことがあったので、
注意喚起ということでもないんですが、これってどうなの?ってことを。

搬出時、ふと気づいた名刺大の紙キレ

これ皆さんのところにも来てません?


自分のところには、名刺を置いていた箱の中になんかこっそりと差し込んであって、、

周りの人に話したら、
あれ?あっちにもこっちにも、もしかしてブース全部にある?

なにこれ?、、、とちょっとしたホラー体験をしました。

みなさんのところにもありませんでした?
Re.デザイン有限責任事業組合」なるところから。

こういうやり方ってどうなの?

正直これはスパムメールと一緒です。

ご本人はいたってマジメなのかもしれません。
しかし、この方法はなかなか一方的な気がしてなりません。
「無理な営業は絶対にしない主義」とおっしゃっていますが、
 この一手がすでに無理している気がします。


文章も長いし
ちっちゃい紙目一杯に長いし。
つい長文キャプションを書いてしまう自分が言っても説得力ないのは承知しています(笑

なんか日本語もおかしいですよね。


とにかくまー、
ツッコミどころが多すぎてもう。。

文章だけ拝読した印象だと「丁寧なように見えてこちらの意見を聞かない営業マン系」な感じがします。

お元気様」って始まり方も、なんやねんそれって検索してみたら
いろいろ出てきてナルホド!という感じなのですが、
こういう一般的とはなかなか言いがたい新語を文章でいきなり使うのはリスキーなんだなと勉強になりました。

あなたに代わって『1分程度の動画』アシスタントしてくれていたら」って
くれていたら」ってw
なにその勝手に盛り上がっている感じ。
その動画とやらがあったとして、
誰に対してなんの効果を期待しているのでしょうか。

御苗場って別に仕事取るための場所じゃないと思うんですけどね。
もしかしたらそういう人もいるかもですが。

あるいは純粋に作家としての紹介を動画でって話なのかもしれませんが、
そもそも「『スチール展示』で足りない」、とも受け取れる論点が、
写真の力を馬鹿にしているような印象です。

もちろん写真表現自体も境界にこだわらず、
領域を越えていく必要があるとも思っています。
が、
今回のこれは文面だけからすると、なんかズレている気がしてなりません。

300枚をばらまくより30人と話して3人の顧客を掴んだ方がいいのでは?

なにより、
せっかくご来場いただいたのであれば、欲張らずに、
この日出会えてちゃんと話せた人を大切にして開拓していけばいいのに、
と思います。

出展者この紙配っていた人と実際に話をした人いたのでしょうか。ちょっと印象を聞いてみたい。
でも誰とも会話せず、こっそりと来てこっそり置いて回ってすぐに帰ったんじゃないかな、と思えるこの感じ。

とりあえずこの文面だけだと なんか「御苗場に参加している人の属性」をご理解されてない

こういうのって信頼関係が大切だと思うんですよね。
マスメディア的な営業方法ってもう効果的でないと思うんです。

とりあえず僕はこの紙一枚で得たものは「で?」という感じです。
もしかしたら不信感を抱いてしまった方もいるかもしれません。
こんなふうに「これなんかあぶなくない?」ってブログに書かれたり(笑

ちゃんと話をして、場の空気を感じて、
「御苗場に来ている人が求めているもの」ともっと対峙してもらえたら、
こういう文章にはならないと思います。

そのためには出展者とリアルに話して、数人からでも関係を築いていくのがいいのでは?とおもえてなりません。

もし、去年も来ていてこの文章だったら、真の自己中心ですね。

そもそも、マージンずれているこの決して丁寧とは言えない仕事
神は細部に宿るというか、、
こういう細かいところからして不審要素があることをまずは自覚なさった方が宜しいかと思います。

でもせっかくなので、Webサイト拝見してみました。

しかしながら300ブース近く全てにポスティングしているんだとしたら、
その気概はスルーするのも失礼というものです。
せっかくなので記載されているWebサイトを拝見させていただきました。
珠玉」という動画も観させていただきました。








……


いちおう私も映像制作会社に勤務してグラフィックデザイナーを長くやってきまして、
かと言って社会的にまったく知名度もない、
そこら辺の野良デザイナーなんで、
(自分のWebサイトも案外テキトーなままですし)
人様のデザインとかになにか言える立場でもないのですが、、、


いや、

まぁ、
 うん

「洗練されている(と見える)」ことが=信頼感とか正しいことではないんで。
 デザインのロジックというものあるんですが、まぁ個人差はありますしね。
「今どき」とか「これさすがに時代遅れじゃない?」というのも解釈は人それぞれですし。

なんと言ったらいいんでしょうか。
この感じ。。

・・・頑張っていただければと思います
詐欺ではない、ような気がするのがせめてもの救いでしょうか。

あくまで僕の個人的な意見ですが、
ちょっとこのレベルでは
あなたに代わって『1分程度の動画』アシスタントしてくれていたら」 という話に戻って、
自分が発注側だったら
使えないアシスタントはいらない、というか
「この感じにモノに"OKを出す感性の”フォトグラファー」に仕事は依頼しないですね。


   x   x   x
お会いしたことない方に対して非常に失礼を書き連ねてしまいましたが、
いずれにせよ香ばしいネタをご提供いただきまして誠にありがとうございました。

2015-02-10

いよいよ2015年の搬入日。今年の御苗場設営に関すること。

いよいよ設営日ですね。
例年と変わらずって感じですが、ちょっと整理してみたいと思います。

準備すると良い物

とにもかくにもマニュアルを読みましょう。
マニュアル7ページに持ち物についての紹介があります。
◆搬入時に持ってきておくと良い物品
  • 2~3 段の脚立
  • かなづち
  • くぎ(長さ:3~4cm)/虫ピン
    ※ネジ釘を使用されますと、より強度が保たれます。
  • ねり消し(キャプションやコンセプトボードなど、軽量のパネルを展示する際に便利です)
  • 水準器(水平器)
  • メジャー
自分はこれに加えて、水平ラインを取るための「水糸」とそれを止める「だるまピン」、なにかしら仮止めするために「マスキングテープ」も必須で持ち込みます。

基本情報を確認する

マニュアル3ページを見ると、
搬入当日は、
8:30から入館できて
19:00までねばれます。
とあります。

展示物を宅配便にしている場合は、 たぶん、ブースのところまで運んでくれると思います。

ただし、時間指定していても、CP+への搬送分として業者はまとめるので、
まとまった時間にされると思います。
自分は昨年自分で持ち込んだのでアネックスホールになってからの状況が定かではないものの、
その前の年は12時に指定していたのが、10時にはもう来ていました。

搬入ピーク時間は昼過ぎから夕方15時とか16時くらいでしょうか。
あんまり遅く来ると、みんなすでに終わっているし時間あんまりないわで気持ち的にアタフタすると思います。

設営慣れてない方ほど早めに来た方が、良いと思います。
少なくとも4時間くらいは見ておいた方がいいんじゃないですかね。

自分は初めて参加した時、グループ展での設営経験があってタカをくくっていたら6時間かかりました(1人だったのと、その場でクギ位置の計算やお昼時間含め)

今年こそは無駄に一番乗りしたいです(笑

参考手順

手順として、一番オススメしたいのは「事前にできるだけ精密に数字を割り出しておく」ことですが、
現場に行ってから細かいことを考える、という人も多いかと思います。
いざ壁の前に立ってみると、想定とのギャップがやはりあって、レイアウトの微調整が必要なことも少なくありません。

というわけで、
一例としてですが(画像昔ので、しかも暗くてすみません。。)、
自分が想定している順番をならべてみます。

まず縦センターを取る。

   
目線の水平ラインを検討する。

   
クギあるいはビスを打ち込む位置を割り出す。
   
作品をかける
   
キャプションボードなどを貼る
   
その他、ブックや名刺を設置する。


みたいな流れだと思います。
ライトは、たぶん今年もホール内は照明無し。ホール外周は有り、になるんじゃないかなと。。

壁の仕様を改めて確認すると、 2.5mmのベニアにだいたい450mm間隔で梁が入っててこれには釘打ちが可能です。

梁以外の場所なら、ビスを入れるか、フックを打ち込むか、ボードアンカーとかいろいろあると思いますが、作品の重量に合わせて適宜選択されると良いと思います。

とりあえず公式の目安としては10kg越えなければ壁そのものが剥がれることはないと思います。

机とかの設置は500mmまでです。場所によっては500mm目一杯出っ張ると混雑時にぶつかる可能性が高まるので、注意したいところです。

早めに来た方が良いことは前述のとおりですが、
搬入ピーク時にはあっちもこっちもドンドンガンガンとクギ打ち電動ドライバーが激しく稼働しています
つまり、壁とか振動MAXです。

壁にかけた額がグラグラ揺れるのは何度見ても心臓に悪いです。

特に、ヨコに連結されている距離が長いエリアとか(両面ならなおさら)の方は注意した方がいいです。
間接的な揺れもそうですが、自分が起こす振動が誰かの作品を知らない内に落とす可能性もあります。

もし時間に余裕があれば、 クギ打って諸々完了したら、一旦作品は下ろして待機して、夕方落ち着いた頃にかける、という感じにした方が安心かもしれません。

困ったら事務局とか周りに遠慮無く頼る

むかしは、「御苗場コンシェルジュ」っていうネタを社員スタッフさんが組んでいたんですが、参加人数増えたわりに事務局本隊リソースは変わらない(むしろ絞られている?)ので、ホントにクリティカルな問題でなければ周囲で助け合った方がきっと早いし良いと思います。
2013年の動画を今あえて埋め込む
3人とも若いwww


クリティカルな問題とは、たとえば、どうしても裏から当て木をして欲しいから交渉したいとか、壁に欠損破損などがあるとか、参加者同士のトラブルに発展したとか、です。

今年は特に、「先行申込者」って明確になっているんで、つまり搬入日に50人くらいは3回以上設営経験している経験者がいます。
また、今年の半数は新規らしいと聞きましたので、逆にいうとあと100人くらいは経験者ということです。
となりのあの人・目の前のあの方、すぐそこに頼れる誰かがいるでしょう。

もちろん15番の自分も手伝えることがあれば手伝います。
いや、 むしろ隣の隣の17番に元大工でPHaT PHOTO講師の某先生がですね、いるのでね、この方いろいろ相談できますよ(笑)
超絶技巧でパッと設営してサクッと撤収してそうですが。

いずれにせよ。 御苗場はなんだかんだそういう助け合い精神が厚いように思います。

去年(2014)のアネックスホールの感想。

以前、CP+と同ホールの頃は天井高いし床面コンクリだったので、相当冷えたのですが、 アネックスホールになってけっこう暖かくなった記憶がありました。

むしろ場所によっては(特に奥まった位置など)は暑いくらいかもしれません。
水分補給はちゃんとした方が良いかもですね。
パシフィコ横浜でなんとなく毎年1回は飲む「はまっ子どうし」

会期中の土日とか奥に入るほど空気も薄くなった印象も。。。
今年はさらにブース数も多いので、 観覧する時間も十分に検討したいところです。

なによりも今年は雪降らないといいですね。

2015-01-18

御苗場出展者特典!無料でフォトブック試せるチャンス!【完全なるステマ】

今日ですね、とある理由で京橋のTokyo Institute of Photographyに行ってきたら、御苗場事務局の首Twさんに遭遇しまして。

「御苗場出展者特典の
【PHOTOPRESSO 40P 1冊無料制作クーポンプレゼント!】
には応募されました?」

「ねぇ、されました?」

と言われたので
「そうですねぇ…展示の方でけっこう落ち着かなくて」と気のない返事をしたら

とても悲しそうなお顔をされたので、
10分程のタイピングでステルスマーケティングをさせていただきます。

実際、今年の御苗場参加者って半数くらいがご新規さんらしいんですけど、
そういった方にこそ、お手軽に作成できる「フォトブックを体験して欲しい」
そう。
フォトブックを体験して欲しい」と熱く拳を握りしめておりました。

もちろん常連の人にも。

たしかに、自分で手製本もなかなか難しいですし、
単純にアルバムにまとめるブックよりも、確実に物としてのクオリティが高いものが仕上がります

キチンと印刷されて製本されたものを見るとけっこう感動しますよ。
これは印刷物デザインを本職とする自分が言うのですから本当です。

しかもそれを無料でできるなんて、
ヤバイですね!
太っ腹。
この機会を逃すのはモッタイナイですね。

1月25日(日)が〆切です!

ぜひ!

以下、1月14日頃の参加者へのメールをご確認ください。

皆さん、1/14(水)の18:22頃
★御苗場出展者限定!フォトブック無料制作クーポンプレゼント【1月25日迄】
という件名で、一斉メール来ていると思いますので、ちょっとそれをご確認してみると良いと思います。

以下はその時の本文ママです。
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限られたブースの中だけでは納まりきらない写真をまとめて本にし、公開し合おう!
やわらかい手触りでマットな紙の風合いも素敵なB6サイズのフォトブックサービス、
PHOTOPRESSO(フォトプレッソ)の40P 1冊クーポンを
御苗場出展者全員にプレゼントすることが決定しました!!
せっかくのこの機会、出展者全員PHOTOPRESSOを完成させ、当日個人のブースに持ち寄り見せ合わないと損ですよ!
(注* 複数ブースを同時にお申込みいただいた方)
ブース数に関係なくお申込み代表者様宛に1冊分の無料作成クーポンを発行いたします。予めご了承ください。

★PHOTOPRESSOとは http://phatphoto.us3.list-manage2.com/track/click?u=9f894e7609c0a928cd3b5a95f&id=3657055565&e=c26ec482cb

■1月25日までに作成した方限定でこんな特典が!■
【特典1】 
PHOTOPRESSOサイト内特設ページに掲載! 
2月上旬に“ユーザー同士がつながる”WEB上で、
互いのフォトブックを見せ合ったりユーザー間でのフォローやコメントが残せます。
タグ付けができるので、作品をキーワードで検索できます。
期限までに制作すると、特設ページであなたの作品を紹介。
より多くの方に作品を見てもらえます!
↓御苗場vol.15関西の特設ページはこちら
http://phatphoto.us3.list-manage1.com/track/click?u=9f894e7609c0a928cd3b5a95f&id=fa3fbc828b&e=c26ec482cb
【特典2】 
御苗場会期前にお手元にお届け。会期中にブースにおいて見せることができます!
*納期に時間がかかる場合もあります。なるべくお早目の注文をお願いします。 
【特典3】
2月上旬に御苗場Webページの出展者一覧にてリンク付け。
こんなスペシャルな機会に下記に記載するアナタ専用のクーポンを使って期日までに作ってくださいね!
----------
期日:【1月25日(日)中】注文完了。
クーポン番号【 ★ここに個別のIDが送られています★ 】
↑*クーポン番号はそれぞれ管理しております。他人への譲渡は禁止とさせていただきますのでご注意ください。
----------

こんな感じでよかったでしょうか >首藤様。

2015-01-17

続・壁の話。内なる境界からの警告

先日、壁の話を出したら、
ちょっとしたコメントをいただきました。
転載OKいただきましたので紹介します。たぶんこの他にもこういう事例ってあったと思うんで、こういうのは気をつけにくいですが、、声は上げていったほうがいいと思いますので注意喚起のためにも。
※あんまり配慮になっていないかもしれませんが、発言したご本人のアカウントの表示は控えてテキストのみで。

あるはずの場所に梁が無いとか、継ぎ足しで平面になってないとかって事も。いずれも前回自分のスペースで実際あったこと。

そして、本多が「ええ!そうなんですか!そんなことが」と返したら、より具体的な描写をいただきました。

自分のスペースは端っこでしたが、30cmくらい壁が継ぎ足されてて、その部分は、ずれているというより梁が全く無い様でした。
また、継ぎ足し部分の接合部が”ヘ”の字状に手前側に少し出っ張っており、ただ額をかけただけでは安定しなかったです。

なぜこのようなことが起きるのか

たぶんですね。各ブースはそもそも一枚板(1500x2400で一枚)じゃないと思うんですよ。

例えばパッとググったら最初に出てきたこのページ。
2.5mm板をいろんなサイズで販売しています。
で、
一番下の注意書きで、
※原板サイズについては、900x1800、1200x2400mm が基本的な正寸サイズです。

と書かれているわけです。
自分も学生の頃に学園祭とかで木工作業してたこともあるんで、
そういえばそうだなと思い出したのですが、
板も紙と一緒で生産される際の基準サイズってのがあるんですよね。
なので、今回のケースですと、
1200x2400mm
これが、たぶんそのまま使われているサイズじゃないかなと思うんです。高さそのままでいけるし。

するとですよ、横のつなぎに関して、
1200mmが並んでいくわけなので、
例えば、端から考えると
ブースの幅が1500mmなので、
まず1200mm+300mmになって、
お隣が、900mm+600mmになって、
そのお隣は、600mm+900mm、、、みたいな感じになっていくのではないでしょうか。

画像描くとこんな感じです。


みんなどこかに境目がある?

もし、この推測が正しければ、基本的にみんなどこかの位置に境目があるということになります。

実際は白いペーパーが貼ってあるので、ほとんどわからないはずなのですが。

今回コメントいただいた例だと、ここがなにかのきっかけで浮いてしまったということでしょう。。
「30cm」と書かれているので、つまりこの方は1200mm+300mmの形だったとある意味裏付けされます。

で、
「梁」についても「なかった」とありますが、
梁は基本的に450mm間隔で横方向にしか入っていなくて、
かつ留められているのはブースの輪郭の部分だけであると思っています。
梁はあくまでブースの骨格というか、、

いずれにしても、
こういうことが起きる可能性があるということはもちろん知っておくと良いと思うのですが、

もう一つ気になったのが
この境目に釘やビスを、たまたま偶然入れちゃったらヤバイのでは?」という点。

もう何年もやっていてあまりにいまさらな気づきですが、、、

でも、もし、ホントに境目に、超偶然にサクッと刺したら危ないですよね。
上下の負荷に対する耐性が全然期待できず、額をかけたらズドンってことになりかねないと思われます。

なので、
今年は、自分のブースの境目、まずは確認してみようと思います。

もし、トラブったら。

コメントのようにベコッとなってしまうリスクはみんなにあるということです。
今年はあなたのブースの番かもしれない。僕のかもしれない。

起きてしまうことは起きてしまうと思います。
御苗場にアクシデントは付きものです。
トラブルの無いイベントの方が稀だと思います。
御苗場にアクシデントは付きものです(大切なことなので二度言いました)
何事も無く進行するわけないじゃないですか。だって御苗場だもの。

なので、自分にでなくても誰かになにかがどこかで起きていると思います。
もし、壁のトラブルで
搬入日だったら職人さんがいるので、これは遠慮なく搬入日の内に解決を求めるのがベストです。
事務局のスタッフを捕まえて紳士にクレームを伝えましょう。

なんなら、周囲の人を巻き込んで協力して事務局に対して改善を求めるのも良いと思います。
搬入の浮足立った気持ちそのままに身を委ね「うおー!」って。
御苗場出展者どうし、ご近所ブースの人ならなおさらもう仲間みたいなものです。

もちろん荒っぽいことを焚きつけるつもりはありませんが、
泣寝入りみたいなのが一番もったいないと思います。

そして
もしそんな時は自分もブログのネタのためにしゅざi、、、
いやいや、問題解決に向けて協力させていただきたいと思いますので呼んでいただけたら幸いです。

2015-01-14

御苗場のうっすい壁の中ってこうなってんねやで。

御苗場出展者のみなさまにおかれましてはこの年末年始、
その震える身体は寒さだけのせいではなかったと思います。

作品撮りからレイアウトプラン・プリント・額装・ブックに名刺?
あれやこれやと気がつけばあっという間に時間も過ぎます。

俺、2015年になったら本気出す」という方は、、 きっとリアルに大変ですので、
 冗談抜きでもうアクセルベタ踏みした方がいいですよ。

そんなこと言われなくても大丈夫ですか?w
もう一ヶ月きりましたよ

さて、今回の記事は、 皆さんにとってそれほど興味がわかないネタかもしれませんが、
自分はかねてからこれを載せたくてしょうがなかった!

文字通り「御苗場の裏側」です

これは終わってから撤収される際、 バラしの風景が普通に見られる風景なので、 ご存知の方も多いと思います。

だから特に問題ないですよね(>事務局さま)。

事務局に「ちょ、、、おま、、そんなところいつの間に撮って」と言われても
てへぺろでございます。

ベニアの厚みは概ね2.5ミリ

マニュアルには
「展示で使用する壁はベニア2.5mmで構成されており、等間隔に下地角材(27mm角)が入ります。※下地角材は目安としてブース上部からおおよそ450mm間隔で入る予定です」 
と書かれています。

2.5mm…‥
今更ながらいうまでもないですが、 まぁ、そんなもんですね。



あらためて見てみると、
こう、 正拳突きしたら、確実に突き破れるレベルですね。

重たい額が心配な方は

これまでの開催でいろんな人のいろんなテクニックが研究されてきたとも思いますが、基本的な安全策としては以下の二点です。

  1. 27mmの梁に合わせて釘を打つ。 
  2. 電動ドライバでビス止め

特にまともに釘打ちしようとすると、梁が後ろにあるのとないのとで全然違います。

梁以外の場所だとビョンビョンってベニアに衝撃が拡散されてしまって打ち込むのが難しいです。

なんだかんだビス止めが一番自由で確実な印象であるとも思います。

実際に「◯kg」までこれでイケるという実験まではさすがにできてないのですが(いつかやりたい)

基本的には10kgとか?
持ち上げるのも相当キツイレベルでなければこれらで普通にかかると思っています。
大抵みなさん、一枚5kg未満ですよね。たぶん。

ただ、念には念を、
重量的に心配な人は、 たとえば、

ベニアを先に一枚止めて、 その上辺に額がかかる釘・ビスが乗っかり負荷分散をさせる。 ※この画像は昨年の御苗場ディレクターTk中さんが発言していたものを拝借しています。

<フックを二重にして負荷分散する> 


これは自分の例です。 600m正方形の結構重たいものを用意してしまったので、
あと、揺れて傾くことも考慮してこんな感じにしてみました。

<当日職人さんに頼み込んで裏から木を当ててもらう> 


これをやれると梁に打ち込むのと同じ効果が生まれるみたいです。
※ただし、これはホントに最終手段です。施工側にとっては「契約範囲以上」のお願いだと思いますので、サービス残業みたいな感じです。本当に必要かどうかは、職人さんの意見を素直に聞きましょう。

余談ですが、
昨年の関西御苗場では施工業者が違うのか、こんな感じでした。

ナナメに一本入っているのわかりますかね。これ、中側から釘が入っている箇所に万が一打ち込んじゃったら面倒なことになりそうだな。。もっともそれもスゴイ確率でしょうが。



設営・施工はぜひ計画的に!

2014-11-25

御苗場申し込み日 2014 それは確信か天然か

20151122。新月の日。
御苗場vol.16の一般申し込みは周囲の期待をよそに無難に始まって無難に終わった感じでした。
でも、けっきょく即日完売しました。
あ、まだ学生枠はあるみたいです(11/25現在)

今年のタイムレコードはトータル60分だと思われます。
フォームを分散したことにより、むしろ時間的には長くかかった感がありますね。
タイムラップは見ていた感じ以下のような感じでした。

まず複数ブースが10分程度で終了。まぁ、これは枠20って話らしいのであっという間でしょう。
そして、
  • 12:30くらいの段階で、「Aから入ってC」と「Bから入ってB」が終了を確認。
  • 12:40くらいで「Bから入ってA」も終了
  • 13:00くらいにDの終了を確認。ここでホイッスルです。

アディショナルタイムであるキャンセル申し込みもすでに終了しております。

昨年の横浜のレビュアー賞受賞では学生さんの活躍目覚ましい感じだったので、
むしろ学生ブースこそ最初に埋まるかと思っていたのですが、、、

そんなことよりも、あのフォームの分散の仕方はなんだ(笑)

上記の、
「Aから入ってC」
「Bから入ってB」
、、、この不思議体験は体験されていないと「何を言っているかわからないんだが?」
ってなると思います。

今回の申し込みフォームは、負荷分散のためか、
フォームを6箇所に分けていました。
それが実にややこしい。

しかもですよ、事前のディレクターブログであたかも「1ページに6つ並んでいるからね」というアナウンスの後に、公式ページのトップに4種類しか出さないというフェイント。周囲を「どうなっているんだ??」とザワザワさせてーからのーアクセスしてみたら「ここで枝分かれか!」みたいな展開。

まぁ、それはそれとして、

とりえず当日の様子としては、
まずメインのページで、「A、B、学生、複数」と分かれていました。
AとBが一般向け単ブースです。
そこから進むと、その先には、
 A─ Cというボタン
  └ Dというボタン
 B─ Aというボタン
  └ Bというボタン

Aから入って、なんでCやねん。
Bに入ったらBってどないやねん。チョコラBBか

実に違和感。
しかも、Aから入ると、ドメインが littlecamera.jp 内にシレッと転送されて緑だった背景が突然真っ白に。
実に違和感(二回目)
全 然 、目に心地良くない。

PHaT PHOTO写真教室ビギナークラス第6回目の授業で「構図は人間にとってもう目に心地良いというものが出来上がっている」ということを教えている団体とは思えないレベルです。

親ページがあって、子に飛ぶなら、
 A─ a
  └ b
 B─ c
  └ d
(A/Bのあとにabcdが続く、という雰囲気)

あるいは、
 1 ─ A
  └ B
 2 ─ C
  └ D
とか、

最初のボタン二つは色で分けても良いと思います。
あるいは、ページ遷移が完全に切り替わるから、子のページに行った後にA-a/A-b、B-a/B-bって感じで中で連番振り直した方がよいかも、とも思います。

とにかく、
般的に考えるなら、とりあえず「無意識的に納得できる自然な流れ」というものがあります。
無理やり擁護すれば、
ページのリンクはつなげる時に作業していた人が間違っちゃっただけで、本当は、
 A─ A
  └ B
 B─ C
  └ D
にするつもりだったんじゃないか、
と心優しい方は思うかもしれません。
※この際、AからAでAAだね( ´ー`)というのはもう面倒なので割愛します。

ところがどっこいですよ、
それぞれ子のページ、これの「ページのタイトル付け」がどうもおかしい。

webのページには<title>というタグがあります。これ、ブラウザのタイトルバーに表示される部分ですが、
親ページの「御苗場申込み」はまぁいいとして、
Aは「御苗場申込みページ」
Bは「御苗場申込み2」
と書かれています。。

もう表記が揺れているのもこの際スルーします。だんだん疲れてきましたw

これを見ると、「御苗場申込みページ」の方が気持ち的には「御苗場申込みページ1」と1が省略されているように見えます。 それとも、親ページから「御苗場申込み1」
Aは「御苗場申込みページ3」
Bは「御苗場申込み2」
という認識だったのでしょうか。だからBは2番目として元々は考えられていて、 、、
 A─ A
  └ B
 B─ C
  └ D
「こうなっているはずだったんですー」というのでしょうか。



いやー、ちょっとそれはそうは思えないですね。
そもそも、公開する前に二重三重にチェックせなアカンでって話です。
ユーザー体験はあんまり軽視しない方が良いと思います。

ただでさえ、つながらない人は最後までつながらない状況に陥ってしまうんですから、
ちょっとした細かいストレスがさらに炎上のガソリンになります。
イライラ。

しかし【ワザとやっている】という仮説

ここまで、「人類生まれてこの方出来上がっている目に心地いい流れ、を無視した不協和音」を検証してきましたが。

あんまりにもあんまり色々ありすぎて、
もうこれ意図的にやっているんじゃないのか…

むしろそう思った方が納得できるかもしれません。

つまり、、、
イライラに屈しないメンタル」が試されている、と。

写真作品の制作は、自分自身を表す鏡。社会や人との関わりを写真を通して表現する人もいるでしょう。
とにかく展示をするということは、自分だけが気持ちのいい自己満足では済まされないものがやはりあります。
不快指数MAXの霧の中を模索するようなもの。。
己との戦い。
予期しない不自然が起きても、それに動じない心を鍛えさせるために、、、
御苗場は、未来への「苗」を植える場でもあります。
温室でヌクヌク育てられたものよりも、多少の心理的負荷をかけた方が強く厚みのある作家になれるかもしれません。

そもそも、洗練されてないコンテンツをリリースすることは担当者にとっても精神的な負担だったに違いありません。
事務局自身も辛さをこらえて、あえてプレッシャーをかけてきている。。。
そういうことだったんじゃないかと、、、










……








ま、
99%ないですけどね。
そんな都合よく解釈できるほど世の中甘くはありません。

自然の摂理や法則を無視するメリットがコレに関してあるとは思えません。
ならぬことは、ならぬのですよ。

最後は人に頼らない生き方を学ぶ。

とはいえ、好き勝手書きましたが、
御苗場事務局はなんだかんだ言ってもけっこう少数でやっています。

リソースが足りてないのは十分に理解しておく必要が参加者側にもあります。。

どういう形であれ、神は細部に宿るって話はもうちょっと真剣に考えた方がいいと思いますが、、、
そこから違和感を生じて、全体のプロ感が劣化したら、
イベントそのものの不安感を演出してしまうだけで、そこはもうちょっと気をつかって欲しいところです。


でもね、
御苗場ってそもそも不安定なんですよ。
もうね、
そういうものだと周囲はそこを受け入れると良いと思います。
もう16回を数えますが、だいたい年2回なのでまだ10歳未満です。

大なり小なり絶対にトラブルおきますから。

保障とか配慮されないことに怒っている人よく見かけますけど。
お金払っているからと言って、日本人はサービスを求めすぎです。
自分自身で常にさまざまな状況に対応できる「想定」と常にどんな事態をも受け入れられる「度量」を

最後はやっぱり自己責任ですし。
自分も単なるイチ参加者ですが、
発展途上の文化を共に作っている気持ちで、
これからも遠慮無くツッコんでいきたいと思っています。
さいごに。
代理搬入費用、正直高いよね。回を増すごとに値上げしているし。いや、1000歩譲って社会人は良いとしましょう。でもブースの面積小さい学生からも同じ金額10800円取ろうとするのはどうなんですかね。

2014-11-21

今年の御苗場申し込みは、どうなんだろう。そんな戦々恐々することもないんじゃないかなー、と

今年もレースがはじまるよー by http://www.freeimages.com/photo/1028262

11月22日(土)は御苗場vol.16の一般申込受付日。
みなさん秋も深まっていかがお過ごしでしょうか。
その指先の震えは寒さだけではないことと存じます。

でも、
今度の募集は、そんな気張る必要ないと思うんですよねぇ。。

「それ、お前。自分は先行枠で済んでるから余裕なんやろ」と言われると、正直そうなんですが(笑。

でもそう思う理由はいくつかあります。
※この投稿をfacebookに流した際に、「フォームは計4種類で案内が出ている」と指摘を受けました。でも、現段階でディレクターブログは6種って書いているままなので、本記事はそのまま静観してみたいと思います。最終的には公式の言っていることが正しいので、みなさまもご注意ください。

理由その一「フォームは去年と違って6つ。フォームサービスを使っている」

去年の混乱の最大の原因は普通の共用レンタルサーバー(一箇所)で瞬間トラフィックを捌こうとしたからです。

そんなのAKB48の握手会をトウキョウ インスティテュート オブ フォトグラフィ会場で行おうとするようなものです。入り口一つでどうなりますか。しかもヨーイドンって受付先着順。。みんな血まなこで殺到するわけです。

で、今年はその反省を活かされたのか、
今回は、素直にはじめからフォームメーラーのサービスを利用して複数入り口を用意しているようです。先行申し込み時もそうでした。

なお、ディレクターS氏のブログ‘Photo Say Bravo'情報によると、

御苗場出展の心得②
http://photo-say-bravo.blogspot.jp/2014/11/blog-post_18.html


  • 単ブース申し込み4つ
  • 複数ブース申し込み専用1つ
  • 学生専用1つ


と6箇所に分散しています。
なによりも単ブースを4つに分けているということが注目ポイントです。

フォームメーラーのプランはフォームの利用個数から判断して「ビジネス枠」で取っていると思うので、
1フォームあたり、1時間100件まで受け付けられるらしいです。

ここですでにだいぶ負荷分散できていると思います。

もちろん、一箇所にアクセス集中してしまい、システム側に「ちょっとまって!」と制限入る可能性はありますが、
それはあくまでパンクしないようにサービスが「冷静に」さばいているので、あとはタイミングの問題です。
ビルそのものが倒壊するおそれはありません。

理由その2「ブースがそもそも増えるらしい」

これは関西御苗場で中の人に「次の横浜はまた大変ですよねぇ」って聞いたら、「でもブースは増やすつもりなんで」みたいなことを聞きました。

あくまで何気ない立ち話程度ですが、でも少なくとも今年よりは増やすことは確実だと思います。

で、どう増えるか、の考察は改めて突き詰めて考えていきたいと思っていますが、

昨年のレイアウトはこんな感じです。
http://www.onaeba.com/2014y/pg450.html

この時、アネックスホールは6分割されている内の4つを使っていました。
とすると、残り2つはまだ拡げられるわけです。
アウトレットセールとかやってる場合じゃない」って話ですね。

もし本当に2つ分拡がったら、余裕で100は増やすことができると思います。

今年の二月のvol.14のブース数はリストから見ると280弱だったので、
単純に380はイケるわけです。場合によっては400。

400ブースとか、スケジュール同じなのにどうなんって思いますが、
それは今日は置いておいて。

すでに先行分 50(現在実際は47:リスト上)を消化してるので、
残り350。
フォームの上限振り分けを想定すると

  • A 60
  • B 60
  • C 60
  • D 60
  • 複 60
  • 学 50

こんな感じでしょうか。
※実際には複数ブースはそんな風にならないような気もするので、A〜Dはもうちょっとづつ持ってるかもしれません。

こう見ると案外楽勝な気がしてきませんでしょうか。

なお、
ディレクターが心配している、このへんもぜひご配慮くださいね。
ホント、連打してもキーボードがダメージうけるだけです。

出展申込みの心得① 
http://photo-say-bravo.blogspot.jp/2014/11/blog-post_15.html

僕のおすすめとしては、
一台で連続して読み込み直すくらいだったら、複数台で順々にやっていく、のが良いと思います。 例えば、パソコンとiPhoneとか。
パソコンはフォームAに集中して、
iPhoneにはBを、とかやってみたほうが確率は上がると思います。

気休めかもしれませんが、回線もネット回線と携帯の回線とで分けた方が、それぞれ違う道からアプローチすることになるので、 ほんのちょっと効果があるかもしれません。

理由その3「というか申し込み希望者のピークはどこか」

最後に、
昨年の申込時は瞬殺されてしまい、ツイッターとかのタイムラインには「ダメだった!」って叫んでいる人がたくさんいたわけですが、
けっきょくこれの規模ってどのくらいだったのかって話もあると思うんですよね。

280の枠だったから足りなかったわけで、
その足りなかった人数が、実は30、いや50人とかだったら?

次ホントにブース増やすなら、ぜんぜん余裕なわけです。
100人でやっとわりといい感じですよね。

とか言いながら、
去年あぶれた人が300人とかいたら、もちろん今年も即日完売でしょうが。
とりあえずこの規模感に関しては、あんまり正確な数字がわかってないのです(とりあえず自分は)

なので、関西御苗場みたいな「もうコレ以上は現段階では伸びない」っていう数字をブース数が上回ってしまう可能性も、
次の横浜の増やし方ではありうると思っています。

申し込み日過ぎても、10とかそこらほんの少し残ったままになって「あれ?」ってなる可能性もあるんじゃないかなーと。


いずれにしても楽しみですね!
申し込みされるみなさまにご武運を。

※本投稿により、余裕をかまして「取れなかったじゃん!」となってしまっても当方では責任を負いかねますので、ご了承ください。