2015-02-16

御苗場vol.16表彰式後くらいに見つけた変な紙キレ。

御苗場vol.16横浜、今年は雪に降られることもなく会期が終了しました。
無事に終わった方もそうでなかった方も皆さんお疲れ様でした。
受賞された方々は本当におめでとうございます

非公式ブログとしては今年もとりあえず統計データ回収はなんとかできまして一安心です。
これから集計とまとめをすると思うと眠気が襲ってきます。4日間の疲労のせいでしょうか。

あと、今年は「ちょっと今年の壁なんかおかしくない?」という声をいろいろなところから耳にはさみまして。
というか、自分自身もそれを非常に感じましたので、 ちょっと検証サンプルを回収してきました

ここまでするのは、さすがに引かれそうですが(笑
これも追々、次の神戸までには記事化したいと思うところです。

で、 終わった余韻も冷めやらぬところに水差すようで恐縮なのですが、
うーん、、と思うことがあったので、
注意喚起ということでもないんですが、これってどうなの?ってことを。

搬出時、ふと気づいた名刺大の紙キレ

これ皆さんのところにも来てません?


自分のところには、名刺を置いていた箱の中になんかこっそりと差し込んであって、、

周りの人に話したら、
あれ?あっちにもこっちにも、もしかしてブース全部にある?

なにこれ?、、、とちょっとしたホラー体験をしました。

みなさんのところにもありませんでした?
Re.デザイン有限責任事業組合」なるところから。

こういうやり方ってどうなの?

正直これはスパムメールと一緒です。

ご本人はいたってマジメなのかもしれません。
しかし、この方法はなかなか一方的な気がしてなりません。
「無理な営業は絶対にしない主義」とおっしゃっていますが、
 この一手がすでに無理している気がします。


文章も長いし
ちっちゃい紙目一杯に長いし。
つい長文キャプションを書いてしまう自分が言っても説得力ないのは承知しています(笑

なんか日本語もおかしいですよね。


とにかくまー、
ツッコミどころが多すぎてもう。。

文章だけ拝読した印象だと「丁寧なように見えてこちらの意見を聞かない営業マン系」な感じがします。

お元気様」って始まり方も、なんやねんそれって検索してみたら
いろいろ出てきてナルホド!という感じなのですが、
こういう一般的とはなかなか言いがたい新語を文章でいきなり使うのはリスキーなんだなと勉強になりました。

あなたに代わって『1分程度の動画』アシスタントしてくれていたら」って
くれていたら」ってw
なにその勝手に盛り上がっている感じ。
その動画とやらがあったとして、
誰に対してなんの効果を期待しているのでしょうか。

御苗場って別に仕事取るための場所じゃないと思うんですけどね。
もしかしたらそういう人もいるかもですが。

あるいは純粋に作家としての紹介を動画でって話なのかもしれませんが、
そもそも「『スチール展示』で足りない」、とも受け取れる論点が、
写真の力を馬鹿にしているような印象です。

もちろん写真表現自体も境界にこだわらず、
領域を越えていく必要があるとも思っています。
が、
今回のこれは文面だけからすると、なんかズレている気がしてなりません。

300枚をばらまくより30人と話して3人の顧客を掴んだ方がいいのでは?

なにより、
せっかくご来場いただいたのであれば、欲張らずに、
この日出会えてちゃんと話せた人を大切にして開拓していけばいいのに、
と思います。

出展者この紙配っていた人と実際に話をした人いたのでしょうか。ちょっと印象を聞いてみたい。
でも誰とも会話せず、こっそりと来てこっそり置いて回ってすぐに帰ったんじゃないかな、と思えるこの感じ。

とりあえずこの文面だけだと なんか「御苗場に参加している人の属性」をご理解されてない

こういうのって信頼関係が大切だと思うんですよね。
マスメディア的な営業方法ってもう効果的でないと思うんです。

とりあえず僕はこの紙一枚で得たものは「で?」という感じです。
もしかしたら不信感を抱いてしまった方もいるかもしれません。
こんなふうに「これなんかあぶなくない?」ってブログに書かれたり(笑

ちゃんと話をして、場の空気を感じて、
「御苗場に来ている人が求めているもの」ともっと対峙してもらえたら、
こういう文章にはならないと思います。

そのためには出展者とリアルに話して、数人からでも関係を築いていくのがいいのでは?とおもえてなりません。

もし、去年も来ていてこの文章だったら、真の自己中心ですね。

そもそも、マージンずれているこの決して丁寧とは言えない仕事
神は細部に宿るというか、、
こういう細かいところからして不審要素があることをまずは自覚なさった方が宜しいかと思います。

でもせっかくなので、Webサイト拝見してみました。

しかしながら300ブース近く全てにポスティングしているんだとしたら、
その気概はスルーするのも失礼というものです。
せっかくなので記載されているWebサイトを拝見させていただきました。
珠玉」という動画も観させていただきました。








……


いちおう私も映像制作会社に勤務してグラフィックデザイナーを長くやってきまして、
かと言って社会的にまったく知名度もない、
そこら辺の野良デザイナーなんで、
(自分のWebサイトも案外テキトーなままですし)
人様のデザインとかになにか言える立場でもないのですが、、、


いや、

まぁ、
 うん

「洗練されている(と見える)」ことが=信頼感とか正しいことではないんで。
 デザインのロジックというものあるんですが、まぁ個人差はありますしね。
「今どき」とか「これさすがに時代遅れじゃない?」というのも解釈は人それぞれですし。

なんと言ったらいいんでしょうか。
この感じ。。

・・・頑張っていただければと思います
詐欺ではない、ような気がするのがせめてもの救いでしょうか。

あくまで僕の個人的な意見ですが、
ちょっとこのレベルでは
あなたに代わって『1分程度の動画』アシスタントしてくれていたら」 という話に戻って、
自分が発注側だったら
使えないアシスタントはいらない、というか
「この感じにモノに"OKを出す感性の”フォトグラファー」に仕事は依頼しないですね。


   x   x   x
お会いしたことない方に対して非常に失礼を書き連ねてしまいましたが、
いずれにせよ香ばしいネタをご提供いただきまして誠にありがとうございました。

2015-02-10

いよいよ2015年の搬入日。今年の御苗場設営に関すること。

いよいよ設営日ですね。
例年と変わらずって感じですが、ちょっと整理してみたいと思います。

準備すると良い物

とにもかくにもマニュアルを読みましょう。
マニュアル7ページに持ち物についての紹介があります。
◆搬入時に持ってきておくと良い物品
  • 2~3 段の脚立
  • かなづち
  • くぎ(長さ:3~4cm)/虫ピン
    ※ネジ釘を使用されますと、より強度が保たれます。
  • ねり消し(キャプションやコンセプトボードなど、軽量のパネルを展示する際に便利です)
  • 水準器(水平器)
  • メジャー
自分はこれに加えて、水平ラインを取るための「水糸」とそれを止める「だるまピン」、なにかしら仮止めするために「マスキングテープ」も必須で持ち込みます。

基本情報を確認する

マニュアル3ページを見ると、
搬入当日は、
8:30から入館できて
19:00までねばれます。
とあります。

展示物を宅配便にしている場合は、 たぶん、ブースのところまで運んでくれると思います。

ただし、時間指定していても、CP+への搬送分として業者はまとめるので、
まとまった時間にされると思います。
自分は昨年自分で持ち込んだのでアネックスホールになってからの状況が定かではないものの、
その前の年は12時に指定していたのが、10時にはもう来ていました。

搬入ピーク時間は昼過ぎから夕方15時とか16時くらいでしょうか。
あんまり遅く来ると、みんなすでに終わっているし時間あんまりないわで気持ち的にアタフタすると思います。

設営慣れてない方ほど早めに来た方が、良いと思います。
少なくとも4時間くらいは見ておいた方がいいんじゃないですかね。

自分は初めて参加した時、グループ展での設営経験があってタカをくくっていたら6時間かかりました(1人だったのと、その場でクギ位置の計算やお昼時間含め)

今年こそは無駄に一番乗りしたいです(笑

参考手順

手順として、一番オススメしたいのは「事前にできるだけ精密に数字を割り出しておく」ことですが、
現場に行ってから細かいことを考える、という人も多いかと思います。
いざ壁の前に立ってみると、想定とのギャップがやはりあって、レイアウトの微調整が必要なことも少なくありません。

というわけで、
一例としてですが(画像昔ので、しかも暗くてすみません。。)、
自分が想定している順番をならべてみます。

まず縦センターを取る。

   
目線の水平ラインを検討する。

   
クギあるいはビスを打ち込む位置を割り出す。
   
作品をかける
   
キャプションボードなどを貼る
   
その他、ブックや名刺を設置する。


みたいな流れだと思います。
ライトは、たぶん今年もホール内は照明無し。ホール外周は有り、になるんじゃないかなと。。

壁の仕様を改めて確認すると、 2.5mmのベニアにだいたい450mm間隔で梁が入っててこれには釘打ちが可能です。

梁以外の場所なら、ビスを入れるか、フックを打ち込むか、ボードアンカーとかいろいろあると思いますが、作品の重量に合わせて適宜選択されると良いと思います。

とりあえず公式の目安としては10kg越えなければ壁そのものが剥がれることはないと思います。

机とかの設置は500mmまでです。場所によっては500mm目一杯出っ張ると混雑時にぶつかる可能性が高まるので、注意したいところです。

早めに来た方が良いことは前述のとおりですが、
搬入ピーク時にはあっちもこっちもドンドンガンガンとクギ打ち電動ドライバーが激しく稼働しています
つまり、壁とか振動MAXです。

壁にかけた額がグラグラ揺れるのは何度見ても心臓に悪いです。

特に、ヨコに連結されている距離が長いエリアとか(両面ならなおさら)の方は注意した方がいいです。
間接的な揺れもそうですが、自分が起こす振動が誰かの作品を知らない内に落とす可能性もあります。

もし時間に余裕があれば、 クギ打って諸々完了したら、一旦作品は下ろして待機して、夕方落ち着いた頃にかける、という感じにした方が安心かもしれません。

困ったら事務局とか周りに遠慮無く頼る

むかしは、「御苗場コンシェルジュ」っていうネタを社員スタッフさんが組んでいたんですが、参加人数増えたわりに事務局本隊リソースは変わらない(むしろ絞られている?)ので、ホントにクリティカルな問題でなければ周囲で助け合った方がきっと早いし良いと思います。
2013年の動画を今あえて埋め込む
3人とも若いwww


クリティカルな問題とは、たとえば、どうしても裏から当て木をして欲しいから交渉したいとか、壁に欠損破損などがあるとか、参加者同士のトラブルに発展したとか、です。

今年は特に、「先行申込者」って明確になっているんで、つまり搬入日に50人くらいは3回以上設営経験している経験者がいます。
また、今年の半数は新規らしいと聞きましたので、逆にいうとあと100人くらいは経験者ということです。
となりのあの人・目の前のあの方、すぐそこに頼れる誰かがいるでしょう。

もちろん15番の自分も手伝えることがあれば手伝います。
いや、 むしろ隣の隣の17番に元大工でPHaT PHOTO講師の某先生がですね、いるのでね、この方いろいろ相談できますよ(笑)
超絶技巧でパッと設営してサクッと撤収してそうですが。

いずれにせよ。 御苗場はなんだかんだそういう助け合い精神が厚いように思います。

去年(2014)のアネックスホールの感想。

以前、CP+と同ホールの頃は天井高いし床面コンクリだったので、相当冷えたのですが、 アネックスホールになってけっこう暖かくなった記憶がありました。

むしろ場所によっては(特に奥まった位置など)は暑いくらいかもしれません。
水分補給はちゃんとした方が良いかもですね。
パシフィコ横浜でなんとなく毎年1回は飲む「はまっ子どうし」

会期中の土日とか奥に入るほど空気も薄くなった印象も。。。
今年はさらにブース数も多いので、 観覧する時間も十分に検討したいところです。

なによりも今年は雪降らないといいですね。

2015-01-18

御苗場出展者特典!無料でフォトブック試せるチャンス!【完全なるステマ】

今日ですね、とある理由で京橋のTokyo Institute of Photographyに行ってきたら、御苗場事務局の首Twさんに遭遇しまして。

「御苗場出展者特典の
【PHOTOPRESSO 40P 1冊無料制作クーポンプレゼント!】
には応募されました?」

「ねぇ、されました?」

と言われたので
「そうですねぇ…展示の方でけっこう落ち着かなくて」と気のない返事をしたら

とても悲しそうなお顔をされたので、
10分程のタイピングでステルスマーケティングをさせていただきます。

実際、今年の御苗場参加者って半数くらいがご新規さんらしいんですけど、
そういった方にこそ、お手軽に作成できる「フォトブックを体験して欲しい」
そう。
フォトブックを体験して欲しい」と熱く拳を握りしめておりました。

もちろん常連の人にも。

たしかに、自分で手製本もなかなか難しいですし、
単純にアルバムにまとめるブックよりも、確実に物としてのクオリティが高いものが仕上がります

キチンと印刷されて製本されたものを見るとけっこう感動しますよ。
これは印刷物デザインを本職とする自分が言うのですから本当です。

しかもそれを無料でできるなんて、
ヤバイですね!
太っ腹。
この機会を逃すのはモッタイナイですね。

1月25日(日)が〆切です!

ぜひ!

以下、1月14日頃の参加者へのメールをご確認ください。

皆さん、1/14(水)の18:22頃
★御苗場出展者限定!フォトブック無料制作クーポンプレゼント【1月25日迄】
という件名で、一斉メール来ていると思いますので、ちょっとそれをご確認してみると良いと思います。

以下はその時の本文ママです。
----
限られたブースの中だけでは納まりきらない写真をまとめて本にし、公開し合おう!
やわらかい手触りでマットな紙の風合いも素敵なB6サイズのフォトブックサービス、
PHOTOPRESSO(フォトプレッソ)の40P 1冊クーポンを
御苗場出展者全員にプレゼントすることが決定しました!!
せっかくのこの機会、出展者全員PHOTOPRESSOを完成させ、当日個人のブースに持ち寄り見せ合わないと損ですよ!
(注* 複数ブースを同時にお申込みいただいた方)
ブース数に関係なくお申込み代表者様宛に1冊分の無料作成クーポンを発行いたします。予めご了承ください。

★PHOTOPRESSOとは http://phatphoto.us3.list-manage2.com/track/click?u=9f894e7609c0a928cd3b5a95f&id=3657055565&e=c26ec482cb

■1月25日までに作成した方限定でこんな特典が!■
【特典1】 
PHOTOPRESSOサイト内特設ページに掲載! 
2月上旬に“ユーザー同士がつながる”WEB上で、
互いのフォトブックを見せ合ったりユーザー間でのフォローやコメントが残せます。
タグ付けができるので、作品をキーワードで検索できます。
期限までに制作すると、特設ページであなたの作品を紹介。
より多くの方に作品を見てもらえます!
↓御苗場vol.15関西の特設ページはこちら
http://phatphoto.us3.list-manage1.com/track/click?u=9f894e7609c0a928cd3b5a95f&id=fa3fbc828b&e=c26ec482cb
【特典2】 
御苗場会期前にお手元にお届け。会期中にブースにおいて見せることができます!
*納期に時間がかかる場合もあります。なるべくお早目の注文をお願いします。 
【特典3】
2月上旬に御苗場Webページの出展者一覧にてリンク付け。
こんなスペシャルな機会に下記に記載するアナタ専用のクーポンを使って期日までに作ってくださいね!
----------
期日:【1月25日(日)中】注文完了。
クーポン番号【 ★ここに個別のIDが送られています★ 】
↑*クーポン番号はそれぞれ管理しております。他人への譲渡は禁止とさせていただきますのでご注意ください。
----------

こんな感じでよかったでしょうか >首藤様。

2015-01-17

続・壁の話。内なる境界からの警告

先日、壁の話を出したら、
ちょっとしたコメントをいただきました。
転載OKいただきましたので紹介します。たぶんこの他にもこういう事例ってあったと思うんで、こういうのは気をつけにくいですが、、声は上げていったほうがいいと思いますので注意喚起のためにも。
※あんまり配慮になっていないかもしれませんが、発言したご本人のアカウントの表示は控えてテキストのみで。

あるはずの場所に梁が無いとか、継ぎ足しで平面になってないとかって事も。いずれも前回自分のスペースで実際あったこと。

そして、本多が「ええ!そうなんですか!そんなことが」と返したら、より具体的な描写をいただきました。

自分のスペースは端っこでしたが、30cmくらい壁が継ぎ足されてて、その部分は、ずれているというより梁が全く無い様でした。
また、継ぎ足し部分の接合部が”ヘ”の字状に手前側に少し出っ張っており、ただ額をかけただけでは安定しなかったです。

なぜこのようなことが起きるのか

たぶんですね。各ブースはそもそも一枚板(1500x2400で一枚)じゃないと思うんですよ。

例えばパッとググったら最初に出てきたこのページ。
2.5mm板をいろんなサイズで販売しています。
で、
一番下の注意書きで、
※原板サイズについては、900x1800、1200x2400mm が基本的な正寸サイズです。

と書かれているわけです。
自分も学生の頃に学園祭とかで木工作業してたこともあるんで、
そういえばそうだなと思い出したのですが、
板も紙と一緒で生産される際の基準サイズってのがあるんですよね。
なので、今回のケースですと、
1200x2400mm
これが、たぶんそのまま使われているサイズじゃないかなと思うんです。高さそのままでいけるし。

するとですよ、横のつなぎに関して、
1200mmが並んでいくわけなので、
例えば、端から考えると
ブースの幅が1500mmなので、
まず1200mm+300mmになって、
お隣が、900mm+600mmになって、
そのお隣は、600mm+900mm、、、みたいな感じになっていくのではないでしょうか。

画像描くとこんな感じです。


みんなどこかに境目がある?

もし、この推測が正しければ、基本的にみんなどこかの位置に境目があるということになります。

実際は白いペーパーが貼ってあるので、ほとんどわからないはずなのですが。

今回コメントいただいた例だと、ここがなにかのきっかけで浮いてしまったということでしょう。。
「30cm」と書かれているので、つまりこの方は1200mm+300mmの形だったとある意味裏付けされます。

で、
「梁」についても「なかった」とありますが、
梁は基本的に450mm間隔で横方向にしか入っていなくて、
かつ留められているのはブースの輪郭の部分だけであると思っています。
梁はあくまでブースの骨格というか、、

いずれにしても、
こういうことが起きる可能性があるということはもちろん知っておくと良いと思うのですが、

もう一つ気になったのが
この境目に釘やビスを、たまたま偶然入れちゃったらヤバイのでは?」という点。

もう何年もやっていてあまりにいまさらな気づきですが、、、

でも、もし、ホントに境目に、超偶然にサクッと刺したら危ないですよね。
上下の負荷に対する耐性が全然期待できず、額をかけたらズドンってことになりかねないと思われます。

なので、
今年は、自分のブースの境目、まずは確認してみようと思います。

もし、トラブったら。

コメントのようにベコッとなってしまうリスクはみんなにあるということです。
今年はあなたのブースの番かもしれない。僕のかもしれない。

起きてしまうことは起きてしまうと思います。
御苗場にアクシデントは付きものです。
トラブルの無いイベントの方が稀だと思います。
御苗場にアクシデントは付きものです(大切なことなので二度言いました)
何事も無く進行するわけないじゃないですか。だって御苗場だもの。

なので、自分にでなくても誰かになにかがどこかで起きていると思います。
もし、壁のトラブルで
搬入日だったら職人さんがいるので、これは遠慮なく搬入日の内に解決を求めるのがベストです。
事務局のスタッフを捕まえて紳士にクレームを伝えましょう。

なんなら、周囲の人を巻き込んで協力して事務局に対して改善を求めるのも良いと思います。
搬入の浮足立った気持ちそのままに身を委ね「うおー!」って。
御苗場出展者どうし、ご近所ブースの人ならなおさらもう仲間みたいなものです。

もちろん荒っぽいことを焚きつけるつもりはありませんが、
泣寝入りみたいなのが一番もったいないと思います。

そして
もしそんな時は自分もブログのネタのためにしゅざi、、、
いやいや、問題解決に向けて協力させていただきたいと思いますので呼んでいただけたら幸いです。

2015-01-14

御苗場のうっすい壁の中ってこうなってんねやで。

御苗場出展者のみなさまにおかれましてはこの年末年始、
その震える身体は寒さだけのせいではなかったと思います。

作品撮りからレイアウトプラン・プリント・額装・ブックに名刺?
あれやこれやと気がつけばあっという間に時間も過ぎます。

俺、2015年になったら本気出す」という方は、、 きっとリアルに大変ですので、
 冗談抜きでもうアクセルベタ踏みした方がいいですよ。

そんなこと言われなくても大丈夫ですか?w
もう一ヶ月きりましたよ

さて、今回の記事は、 皆さんにとってそれほど興味がわかないネタかもしれませんが、
自分はかねてからこれを載せたくてしょうがなかった!

文字通り「御苗場の裏側」です

これは終わってから撤収される際、 バラしの風景が普通に見られる風景なので、 ご存知の方も多いと思います。

だから特に問題ないですよね(>事務局さま)。

事務局に「ちょ、、、おま、、そんなところいつの間に撮って」と言われても
てへぺろでございます。

ベニアの厚みは概ね2.5ミリ

マニュアルには
「展示で使用する壁はベニア2.5mmで構成されており、等間隔に下地角材(27mm角)が入ります。※下地角材は目安としてブース上部からおおよそ450mm間隔で入る予定です」 
と書かれています。

2.5mm…‥
今更ながらいうまでもないですが、 まぁ、そんなもんですね。



あらためて見てみると、
こう、 正拳突きしたら、確実に突き破れるレベルですね。

重たい額が心配な方は

これまでの開催でいろんな人のいろんなテクニックが研究されてきたとも思いますが、基本的な安全策としては以下の二点です。

  1. 27mmの梁に合わせて釘を打つ。 
  2. 電動ドライバでビス止め

特にまともに釘打ちしようとすると、梁が後ろにあるのとないのとで全然違います。

梁以外の場所だとビョンビョンってベニアに衝撃が拡散されてしまって打ち込むのが難しいです。

なんだかんだビス止めが一番自由で確実な印象であるとも思います。

実際に「◯kg」までこれでイケるという実験まではさすがにできてないのですが(いつかやりたい)

基本的には10kgとか?
持ち上げるのも相当キツイレベルでなければこれらで普通にかかると思っています。
大抵みなさん、一枚5kg未満ですよね。たぶん。

ただ、念には念を、
重量的に心配な人は、 たとえば、

ベニアを先に一枚止めて、 その上辺に額がかかる釘・ビスが乗っかり負荷分散をさせる。 ※この画像は昨年の御苗場ディレクターTk中さんが発言していたものを拝借しています。

<フックを二重にして負荷分散する> 


これは自分の例です。 600m正方形の結構重たいものを用意してしまったので、
あと、揺れて傾くことも考慮してこんな感じにしてみました。

<当日職人さんに頼み込んで裏から木を当ててもらう> 


これをやれると梁に打ち込むのと同じ効果が生まれるみたいです。
※ただし、これはホントに最終手段です。施工側にとっては「契約範囲以上」のお願いだと思いますので、サービス残業みたいな感じです。本当に必要かどうかは、職人さんの意見を素直に聞きましょう。

余談ですが、
昨年の関西御苗場では施工業者が違うのか、こんな感じでした。

ナナメに一本入っているのわかりますかね。これ、中側から釘が入っている箇所に万が一打ち込んじゃったら面倒なことになりそうだな。。もっともそれもスゴイ確率でしょうが。



設営・施工はぜひ計画的に!