2014-11-25

御苗場申し込み日 2014 それは確信か天然か

20151122。新月の日。
御苗場vol.16の一般申し込みは周囲の期待をよそに無難に始まって無難に終わった感じでした。
でも、けっきょく即日完売しました。
あ、まだ学生枠はあるみたいです(11/25現在)

今年のタイムレコードはトータル60分だと思われます。
フォームを分散したことにより、むしろ時間的には長くかかった感がありますね。
タイムラップは見ていた感じ以下のような感じでした。

まず複数ブースが10分程度で終了。まぁ、これは枠20って話らしいのであっという間でしょう。
そして、
  • 12:30くらいの段階で、「Aから入ってC」と「Bから入ってB」が終了を確認。
  • 12:40くらいで「Bから入ってA」も終了
  • 13:00くらいにDの終了を確認。ここでホイッスルです。

アディショナルタイムであるキャンセル申し込みもすでに終了しております。

昨年の横浜のレビュアー賞受賞では学生さんの活躍目覚ましい感じだったので、
むしろ学生ブースこそ最初に埋まるかと思っていたのですが、、、

そんなことよりも、あのフォームの分散の仕方はなんだ(笑)

上記の、
「Aから入ってC」
「Bから入ってB」
、、、この不思議体験は体験されていないと「何を言っているかわからないんだが?」
ってなると思います。

今回の申し込みフォームは、負荷分散のためか、
フォームを6箇所に分けていました。
それが実にややこしい。

しかもですよ、事前のディレクターブログであたかも「1ページに6つ並んでいるからね」というアナウンスの後に、公式ページのトップに4種類しか出さないというフェイント。周囲を「どうなっているんだ??」とザワザワさせてーからのーアクセスしてみたら「ここで枝分かれか!」みたいな展開。

まぁ、それはそれとして、

とりえず当日の様子としては、
まずメインのページで、「A、B、学生、複数」と分かれていました。
AとBが一般向け単ブースです。
そこから進むと、その先には、
 A─ Cというボタン
  └ Dというボタン
 B─ Aというボタン
  └ Bというボタン

Aから入って、なんでCやねん。
Bに入ったらBってどないやねん。チョコラBBか

実に違和感。
しかも、Aから入ると、ドメインが littlecamera.jp 内にシレッと転送されて緑だった背景が突然真っ白に。
実に違和感(二回目)
全 然 、目に心地良くない。

PHaT PHOTO写真教室ビギナークラス第6回目の授業で「構図は人間にとってもう目に心地良いというものが出来上がっている」ということを教えている団体とは思えないレベルです。

親ページがあって、子に飛ぶなら、
 A─ a
  └ b
 B─ c
  └ d
(A/Bのあとにabcdが続く、という雰囲気)

あるいは、
 1 ─ A
  └ B
 2 ─ C
  └ D
とか、

最初のボタン二つは色で分けても良いと思います。
あるいは、ページ遷移が完全に切り替わるから、子のページに行った後にA-a/A-b、B-a/B-bって感じで中で連番振り直した方がよいかも、とも思います。

とにかく、
般的に考えるなら、とりあえず「無意識的に納得できる自然な流れ」というものがあります。
無理やり擁護すれば、
ページのリンクはつなげる時に作業していた人が間違っちゃっただけで、本当は、
 A─ A
  └ B
 B─ C
  └ D
にするつもりだったんじゃないか、
と心優しい方は思うかもしれません。
※この際、AからAでAAだね( ´ー`)というのはもう面倒なので割愛します。

ところがどっこいですよ、
それぞれ子のページ、これの「ページのタイトル付け」がどうもおかしい。

webのページには<title>というタグがあります。これ、ブラウザのタイトルバーに表示される部分ですが、
親ページの「御苗場申込み」はまぁいいとして、
Aは「御苗場申込みページ」
Bは「御苗場申込み2」
と書かれています。。

もう表記が揺れているのもこの際スルーします。だんだん疲れてきましたw

これを見ると、「御苗場申込みページ」の方が気持ち的には「御苗場申込みページ1」と1が省略されているように見えます。 それとも、親ページから「御苗場申込み1」
Aは「御苗場申込みページ3」
Bは「御苗場申込み2」
という認識だったのでしょうか。だからBは2番目として元々は考えられていて、 、、
 A─ A
  └ B
 B─ C
  └ D
「こうなっているはずだったんですー」というのでしょうか。



いやー、ちょっとそれはそうは思えないですね。
そもそも、公開する前に二重三重にチェックせなアカンでって話です。
ユーザー体験はあんまり軽視しない方が良いと思います。

ただでさえ、つながらない人は最後までつながらない状況に陥ってしまうんですから、
ちょっとした細かいストレスがさらに炎上のガソリンになります。
イライラ。

しかし【ワザとやっている】という仮説

ここまで、「人類生まれてこの方出来上がっている目に心地いい流れ、を無視した不協和音」を検証してきましたが。

あんまりにもあんまり色々ありすぎて、
もうこれ意図的にやっているんじゃないのか…

むしろそう思った方が納得できるかもしれません。

つまり、、、
イライラに屈しないメンタル」が試されている、と。

写真作品の制作は、自分自身を表す鏡。社会や人との関わりを写真を通して表現する人もいるでしょう。
とにかく展示をするということは、自分だけが気持ちのいい自己満足では済まされないものがやはりあります。
不快指数MAXの霧の中を模索するようなもの。。
己との戦い。
予期しない不自然が起きても、それに動じない心を鍛えさせるために、、、
御苗場は、未来への「苗」を植える場でもあります。
温室でヌクヌク育てられたものよりも、多少の心理的負荷をかけた方が強く厚みのある作家になれるかもしれません。

そもそも、洗練されてないコンテンツをリリースすることは担当者にとっても精神的な負担だったに違いありません。
事務局自身も辛さをこらえて、あえてプレッシャーをかけてきている。。。
そういうことだったんじゃないかと、、、










……








ま、
99%ないですけどね。
そんな都合よく解釈できるほど世の中甘くはありません。

自然の摂理や法則を無視するメリットがコレに関してあるとは思えません。
ならぬことは、ならぬのですよ。

最後は人に頼らない生き方を学ぶ。

とはいえ、好き勝手書きましたが、
御苗場事務局はなんだかんだ言ってもけっこう少数でやっています。

リソースが足りてないのは十分に理解しておく必要が参加者側にもあります。。

どういう形であれ、神は細部に宿るって話はもうちょっと真剣に考えた方がいいと思いますが、、、
そこから違和感を生じて、全体のプロ感が劣化したら、
イベントそのものの不安感を演出してしまうだけで、そこはもうちょっと気をつかって欲しいところです。


でもね、
御苗場ってそもそも不安定なんですよ。
もうね、
そういうものだと周囲はそこを受け入れると良いと思います。
もう16回を数えますが、だいたい年2回なのでまだ10歳未満です。

大なり小なり絶対にトラブルおきますから。

保障とか配慮されないことに怒っている人よく見かけますけど。
お金払っているからと言って、日本人はサービスを求めすぎです。
自分自身で常にさまざまな状況に対応できる「想定」と常にどんな事態をも受け入れられる「度量」を

最後はやっぱり自己責任ですし。
自分も単なるイチ参加者ですが、
発展途上の文化を共に作っている気持ちで、
これからも遠慮無くツッコんでいきたいと思っています。
さいごに。
代理搬入費用、正直高いよね。回を増すごとに値上げしているし。いや、1000歩譲って社会人は良いとしましょう。でもブースの面積小さい学生からも同じ金額10800円取ろうとするのはどうなんですかね。

2014-11-21

今年の御苗場申し込みは、どうなんだろう。そんな戦々恐々することもないんじゃないかなー、と

今年もレースがはじまるよー by http://www.freeimages.com/photo/1028262

11月22日(土)は御苗場vol.16の一般申込受付日。
みなさん秋も深まっていかがお過ごしでしょうか。
その指先の震えは寒さだけではないことと存じます。

でも、
今度の募集は、そんな気張る必要ないと思うんですよねぇ。。

「それ、お前。自分は先行枠で済んでるから余裕なんやろ」と言われると、正直そうなんですが(笑。

でもそう思う理由はいくつかあります。
※この投稿をfacebookに流した際に、「フォームは計4種類で案内が出ている」と指摘を受けました。でも、現段階でディレクターブログは6種って書いているままなので、本記事はそのまま静観してみたいと思います。最終的には公式の言っていることが正しいので、みなさまもご注意ください。

理由その一「フォームは去年と違って6つ。フォームサービスを使っている」

去年の混乱の最大の原因は普通の共用レンタルサーバー(一箇所)で瞬間トラフィックを捌こうとしたからです。

そんなのAKB48の握手会をトウキョウ インスティテュート オブ フォトグラフィ会場で行おうとするようなものです。入り口一つでどうなりますか。しかもヨーイドンって受付先着順。。みんな血まなこで殺到するわけです。

で、今年はその反省を活かされたのか、
今回は、素直にはじめからフォームメーラーのサービスを利用して複数入り口を用意しているようです。先行申し込み時もそうでした。

なお、ディレクターS氏のブログ‘Photo Say Bravo'情報によると、

御苗場出展の心得②
http://photo-say-bravo.blogspot.jp/2014/11/blog-post_18.html


  • 単ブース申し込み4つ
  • 複数ブース申し込み専用1つ
  • 学生専用1つ


と6箇所に分散しています。
なによりも単ブースを4つに分けているということが注目ポイントです。

フォームメーラーのプランはフォームの利用個数から判断して「ビジネス枠」で取っていると思うので、
1フォームあたり、1時間100件まで受け付けられるらしいです。

ここですでにだいぶ負荷分散できていると思います。

もちろん、一箇所にアクセス集中してしまい、システム側に「ちょっとまって!」と制限入る可能性はありますが、
それはあくまでパンクしないようにサービスが「冷静に」さばいているので、あとはタイミングの問題です。
ビルそのものが倒壊するおそれはありません。

理由その2「ブースがそもそも増えるらしい」

これは関西御苗場で中の人に「次の横浜はまた大変ですよねぇ」って聞いたら、「でもブースは増やすつもりなんで」みたいなことを聞きました。

あくまで何気ない立ち話程度ですが、でも少なくとも今年よりは増やすことは確実だと思います。

で、どう増えるか、の考察は改めて突き詰めて考えていきたいと思っていますが、

昨年のレイアウトはこんな感じです。
http://www.onaeba.com/2014y/pg450.html

この時、アネックスホールは6分割されている内の4つを使っていました。
とすると、残り2つはまだ拡げられるわけです。
アウトレットセールとかやってる場合じゃない」って話ですね。

もし本当に2つ分拡がったら、余裕で100は増やすことができると思います。

今年の二月のvol.14のブース数はリストから見ると280弱だったので、
単純に380はイケるわけです。場合によっては400。

400ブースとか、スケジュール同じなのにどうなんって思いますが、
それは今日は置いておいて。

すでに先行分 50(現在実際は47:リスト上)を消化してるので、
残り350。
フォームの上限振り分けを想定すると

  • A 60
  • B 60
  • C 60
  • D 60
  • 複 60
  • 学 50

こんな感じでしょうか。
※実際には複数ブースはそんな風にならないような気もするので、A〜Dはもうちょっとづつ持ってるかもしれません。

こう見ると案外楽勝な気がしてきませんでしょうか。

なお、
ディレクターが心配している、このへんもぜひご配慮くださいね。
ホント、連打してもキーボードがダメージうけるだけです。

出展申込みの心得① 
http://photo-say-bravo.blogspot.jp/2014/11/blog-post_15.html

僕のおすすめとしては、
一台で連続して読み込み直すくらいだったら、複数台で順々にやっていく、のが良いと思います。 例えば、パソコンとiPhoneとか。
パソコンはフォームAに集中して、
iPhoneにはBを、とかやってみたほうが確率は上がると思います。

気休めかもしれませんが、回線もネット回線と携帯の回線とで分けた方が、それぞれ違う道からアプローチすることになるので、 ほんのちょっと効果があるかもしれません。

理由その3「というか申し込み希望者のピークはどこか」

最後に、
昨年の申込時は瞬殺されてしまい、ツイッターとかのタイムラインには「ダメだった!」って叫んでいる人がたくさんいたわけですが、
けっきょくこれの規模ってどのくらいだったのかって話もあると思うんですよね。

280の枠だったから足りなかったわけで、
その足りなかった人数が、実は30、いや50人とかだったら?

次ホントにブース増やすなら、ぜんぜん余裕なわけです。
100人でやっとわりといい感じですよね。

とか言いながら、
去年あぶれた人が300人とかいたら、もちろん今年も即日完売でしょうが。
とりあえずこの規模感に関しては、あんまり正確な数字がわかってないのです(とりあえず自分は)

なので、関西御苗場みたいな「もうコレ以上は現段階では伸びない」っていう数字をブース数が上回ってしまう可能性も、
次の横浜の増やし方ではありうると思っています。

申し込み日過ぎても、10とかそこらほんの少し残ったままになって「あれ?」ってなる可能性もあるんじゃないかなーと。


いずれにしても楽しみですね!
申し込みされるみなさまにご武運を。

※本投稿により、余裕をかまして「取れなかったじゃん!」となってしまっても当方では責任を負いかねますので、ご了承ください。